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HOMEEVコラムホームエレベーターの選び方④ 予算編

ホームエレベーターの選び方④ 予算編

予算の考え方

「エレベーターをつけたい」と考えるとき、一番気になるのは「お金がどれくらいかかるのか?」ですよね!エレベーター本体費用以外にも、大まかにいうと以下のような費用が必要となります。

エレベーターの設置予算を構成する要素
・昇降路の建築費
・エレベーター本体の費用
・設置費用
・申請関係費用
の4要素になります。


【昇降路の建築費】
新築の場合はさほど金額が大きくなることはありませんので、要素としては小さい方です。
リフォームの場合、エレベーターの値段と同じくらいかそれ以上かかる場合があります。

※リフォームでのエレベーター設置に費用がかかる理由
家はその全体で構造を計算して自重や地震に耐える構造になっています。従ってエレベーターを設置するために穴をあけることは大変なことなのです。
その場合、通常開けたところを補強しなければいけません。その他エレベーターの構造により、必要な工事が変わってきます。

※エレベーターの構造による違い
・壁レール式
多く見られる方式。昇降機の内壁にレールを這わせて重量などを吸収する。昇降路の十分な強度が必要。
・自立鉄塔式
昇降路内に自立鉄塔を建て、その中にレールなどをすべて治める方式。重量などは自立鉄塔が吸収し、昇降路を安価に作ることができるが、地耐力の検討が必要。リフォームに向いている。

【エレベーター本体の費用】
メーカー、サイズなどによってその価格は異なります。
自立鉄塔方式の場合、エレベーターの価格に自立鉄塔が含まれていますが、オプションになっているメーカーもあります。その場合のオプション費用例は2階建てで100万円ほどのプラスです。

【設置費用】
エレベーターを昇降路内に組立、設置する費用です。費用は機種により変わります。
また、エレベーター本体と合算して、見積もり上「一式」としている会社も多いです。

【申請関係費用】
エレベーター設備の設置には行政への申請が必要となります。申請の必要な費用は条件によって変わってきます。書類等が整っている場合、15万円ほどですが、リフォームの場合は特に書類の不足が多く、構造計算が必要な場合100万円位かかることもあります。



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