車いすを使用する場合、通路などは通常よりも広いスペースが必要となります。JIS規格で車いすが図のようなサイズだと、廊下や部屋の入口は1.2mの幅が必要です。
エレベーターは最低でも3人乗り、できれば4人乗りが望ましいです。
将来車いすが必要になるかもしれない場合、先に述べたように家の間取りが重要になります。廊下の幅や部屋の入口サイズが不十分なまま車いすが乗るかどうかを検討しても意味がありません。
新築の場合は間取りを含めて検討し、リフォームでは車いすにこだわらない選び方を検討してください。
小型ホームエレベーターの場合、1.1m2までが認められています。縦置き、横置きなど様々なタイプがありますが、使い方を想像して選びましょう。想像が難しい時は冷蔵庫のサイズ(一般的に60cm×60cm位)を基準にすると選びやすいかもしれません。
また、地価の高い首都圏では、なるべくサイズを絞って検討することも必要でしょう。
(省スペース、コンパクトなどがキーワード)